東京都の新型コロナウイルス専門家会議は、医療提供体制など全てのモニタリング項目が悪化していて、都民の60人に1人が陽性のために療養中だと明らかにした。

28日の会議では、都内の新規感染者の7日間平均は2万9,868人と前の週の1.8倍で、このペースでは、1週間後の8月3日には、1日の新規感染者は5万3,000人を超え、第6波のピーク時の3倍になるとの推定値が示された。

また現在、都民のおよそ60人に1人が陽性者として入院、宿泊、自宅のいずれかで療養中だという。

こうした中、都は発熱外来などの負担軽減のため、「陽性者登録センター」を8月3日に設置すると発表した。

自主検査で陽性と判明した人が、自らインターネットで申請することで、自宅療養のサポートセンターが支援をするという。