第1位『ドラゴンボール』
 ランキングの第1位は『ドラゴンボール』(72票)だった。
同作に登場する敵キャラの中でも特に「フリーザ」「ベジータ」「ピッコロ」などの人気が高く、
キャラによってはその後仲間として一緒に戦うシーンがあることも、人気の理由になっていると考えられる。

 同作品を選んだ人からは「ピッコロ大魔王、ベジータ・ナッパ、フリーザ、セル、どの敵キャラも個性的で国民的な認知度もありとても魅力的。
敵キャラではあるものの逆に主人公にしてみても作品一つできてしまいそうなくらいキャラがしっかりしている」(40代・男性)、
「ベジータのように強くても性格が魅力的だったり、フリーザのように徹底的に極悪非道だったり、興味深い色々なキャラクターがいる」(40代・男性)、
「主人公の宿敵もステップアップして強くなっていくのが面白かった」(60代・男性)といったコメントが寄せられた。

第2位『鬼滅の刃』
 第2位にランクインしたのは『鬼滅の刃』(56票)だった。
同作品の敵キャラでは「鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)」「童磨(どうま)」「猗窩座(あかざ)」などの人気が高く、
敵である「鬼」に感情移入してしまうという意見も多かった。

 同作品と回答した人からは「圧倒的な悪役設定とその中に隠されているキャラクターの背景。
感情移入と多角的な考察ができるのが魅力的」(20代・女性)、
「主人公側だけでなく敵キャラにも過去の回想シーンが描かれるので、敵へ感情移入しやすくなり身近な存在に感じやすくなる」(30代・女性)、
「それぞれの鬼の、人間としての生活を見ると憎めなくなる」(50代・女性)といった意見があった。

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