安倍氏は演説の中でトランプのことを盟友と称したが、実は統一教会が2人の仲を近付けたという見方がある。

というのも、安倍氏は2016年11月、トランプが大統領に就任する前にいち早く会談を実現させ、世界中を驚かせた。それがきっかけで安倍氏とトランプは良好な関係を維持し続け、安倍外交の評価を高めていた。

新潮45が報じたところによれば、安倍氏が統一教会関係者を頼って韓鶴子総裁に連絡を入れ、そこからトランプ陣営へ働きかけが行われたという。大統領就任前となる異例の会談実現の裏には統一教会の暗躍があったとされている。

そもそも安倍氏と統一教会は切っても切れない深い関係。

安倍氏の祖父である岸信介元首相が統一教会に協力して反共産主義政治団体「国際勝共連合」を日本に設立させたのは有名な話。

安倍氏自身も官房長官時代の2006年、統一教会系の「天宙平和連合」の合同結婚を兼ねた集会に祝電を送るなど、統一教会への関与がしばしば取りざたされてきた。