コロナ感染前に準備しておくべきこと

発症日から数えて11日目に隔離解除となったのだが、体調は決して万全とは言えない状態であった。合わせて、右の胸に帯状疱疹が出現した。コロナ感染後、帯状疱疹出現の頻度が上がることは論文にて報告がある(参考文献2)。

いまは2種類のワクチンが登場しており、50歳以上の人は接種可能だ。コロナ感染は軽症で済んでも、帯状疱疹後の神経痛が後遺症として残る場合もあるので、帯状疱疹ワクチンも可能であれば接種しておいた方が良いだろう。

コロナに感染する前に準備できることは多々ある。まずはコロナワクチンだ。3回、もしくは4回の接種を済ませておけば感染しても重症化しない可能性が上がる。

ぼくはファイザー製のコロナワクチンを3回接種していたため、肺炎を起こさずに軽症で済んだと思っている。mRNAワクチンが心配な方には従来型のワクチン「ノババックス」も登場した。子供も含め、ワクチン接種をしておくことが重要だろう。

次に解熱剤だが、これは必要最低限に留めておかないといま必要な人に届かない可能性がある。つい先日、アセトアミノフェンを含有する代表的な解熱剤カロナールに出荷調整がかかった。事前にアセトアミノフェンを含む市販の解熱剤(例えばタイレノール。これであればアセトアミノフェンを300mg含有)を準備し、自宅待機の期間を乗り切る必要もあるだろう。

前述の通り、食料は喉の痛みが出た時を想定して準備するのがいいだろう。ゼリーやヨーグルト、栄養価の高い飲むタイプのゼリーなど、ぼくの場合は重宝した。また、激しい喉の痛みには市販ののど飴とトローチで対応した。