サル痘拡大、NYが非常事態宣言 ワクチン不足が深刻化

米東部ニューヨーク州のホークル知事は29日、ウイルス感染症「サル痘」の感染が州内で拡大しているとして非常事態を宣言した。ワクチン不足が深刻化する中、州当局が各自治体を迅速に支援できるようになる。

 州当局によると、これまでに州内で1400人近くの感染を確認。ニューヨーク市が大半を占め、国内の感染中心地の一つになっているという。

 米メディアによると、ニューヨーク市では6月にワクチン接種が始まった。ただ供給が需要に追いつかず、接種会場に長い列ができたり、予約サイトにアクセスが殺到したりするなどの混乱も出ている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7b93c692f72350805d311b7f1a872ea22330361