オンライン博物館のコレクションのうち21カテゴリ・7000点以上の写真を分析した結果、世界はだんだんとグレーの割合が増えていることが指摘されています。

対象となった7083点のアイテムで最も多かった色は「チャコールグレー」だったとのこと。チャコールグレーは調査対象の写真の80%に現れましたが、ごく一部のピクセルに入っているだけという例がほとんどです。

ポイントの1つは茶色と黄色が減少する一方で灰色が増加していることで、これは単なる経年劣化による色あせだけではなく、素材が木材からプラスチックに変化したことなどの影響が考えられるとのこと。また、1960年代から彩度の高い色が使われるようになっていることも示されています。

https://gigazine.net/news/20220801-world-become-less-colourful/