アメリカのペロシ下院議長による台湾訪問の可能性に対して中国側が猛反発していることを受け、アメリカ政府の高官は「中国の暴言には理由がない」と非難しました。

 NSC、カービー戦略広報調整官:「中国の暴言にも、いかなる行動を起こすのにも理由などない。議会の指導者が台湾に行くのは珍しいことではない」

 国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は1日、CNNのインタビューで「暴言や潜在的な行動によって国として脅かされるべきではない」と強調しました。

 そのうえで、ペロシ下院議長が台湾を訪問する場合は安全を確保するために「サポートできることは何でもするつもりだ」と支援する考えを示しました。

 CNNによりますと、アメリカ国防総省が24時間体制で周辺地域での中国側の動きを監視しているということです。

 複数の台湾メディアは1日、ペロシ下院議長が2日夜に台湾に入り、3日には蔡英文総統と会談すると報じています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7539cddf75c21f80e7a9cb11815675129b70acb2