公明党の山口那津男代表は2日の記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党国会議員とのつながりが指摘されていることに関し、「党というより自民党で関わりを持った人がきちんと説明責任を果たすことが大切だ」と述べた。

 
 公明党の支持母体は宗教法人の創価学会。山口氏は政治と宗教の関係について「宗教団体の政治活動は憲法上保障されている」と語った。「宗教団体が健全な活動や選挙支援を通じ、人権や人類的な価値観を政治過程に反映することはむしろ民主主義の望ましい姿だ」とも述べた。