霊感商法や献金強要被害などが問題視された旧統一教会の名称変更を巡っては、変更により教団の実態が隠され、被害が拡大したとの指摘がある。下村氏は、1997年ごろに名称変更の相談が文化庁にあったが、正式な申請があったのは15年だったとの説明を繰り返し、「担当者から『受理しなければ(行政上の)不作為として法的に訴えられ、負ける可能性がある』と報告があった」と述べた。「政治的圧力や、大臣としてそういうふうにしたということは全くない」とも強調した。【東久保逸夫】

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