2022年2月、札幌市内の共同住宅で、カウンセリング中の女性の下半身を触るなどわいせつな行為をしたとして50歳の元准教授の男が逮捕されました。男は6月まで私立大学の准教授をつとめていました。

 準強制わいせつの疑いで逮捕されたのは札幌市南区の元准教授の男(50)です。

 警察によりますと男は2月13日、札幌市北区の共同住宅の部屋の室内で、心理カウンセリングと称して、苫小牧市に住む20代の女性の下半身を触った疑いが持たれています。

 男は当時、女性の服と下着を脱がして下半身を触っていて、女性は不審に思いましたが抵抗できなかったということです。

 女性はその後、親に相談し、女性の親が警察に「カウンセリング中にわいせつな行為をされた」と110番通報しました。

 男は2020年4月から2022年6月まで北海道内の私立大学で准教授として勤務していて、6月3日付で「大学に迷惑をかける」と退職していました。

 勤務先の大学によりますと、事件後、警察が男の研究室などを調べていたたということです。

 調べに対し男は「性欲を満たすためにやった」と容疑を大筋で認めていますが、わいせつ行為の具体的な内容については一部否認しています。

 警察は余罪も含めて詳しく調べる方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ea638d0c35d3b3432aafba034468d6cd53bf593