NBC Newsによると、ペロシ議長が台湾に到着する直前には総統府、国防部、外交部、台湾最大の空港である台湾桃園国際空港など少なくとも4つの重要な機関のウェブサイトがDDoS攻撃を受け、断続的に停止したとのこと。

さらに、ペロシ議長の到着後には台湾にある複数のセブン-イレブンの店舗でレジの後ろにあるモニターが突然切り替わり、「戦争屋のペロシは台湾から出て行け!」との文言が表示されました。
https://i.imgur.com/g3FsDHo.jpg

また、中国への反撃も行われています。アノニマスに属すると主張するハッカーは8月3日に、中国政府のウェブサイトを改ざんしてペロシ議長の訪台を歓迎するメッセージを表示しました。上部に記載されている「Taiwan numbah wan!(台湾ナンバーワン!)」との文言は、中国人の発音をからかったもので、オンラインゲームで中国人ゲーマーをあおる際に使われるインターネットミームとのこと。

中国政府と黒竜江省の学術団体が共同運営するサイトを改ざんしたハッカーは、声明文の中で「今回のハッキングは総統府のウェブサイトへのDDoS攻撃に対する報復です」と述べました。
https://i.imgur.com/fLXsqXI.png

https://gigazine.net/news/20220805-taiwanese-websites-ddos-attacks-pelosi-hacktivists/