「パピ(8)コ(5)」と読めること、また1本の形が数字の「8」に、2本をパキッと分けたときは漢数字の「八」に似ていること、そして2人で「はんぶんこ(5)」して欲しいことから、販売元の江崎グリコによって制定されました。

今回は「パピコ」という名前の由来や、今のパピコと昔のパピコの違いなど、「違いの分かる人」になれるパピコの豆知識をご紹介します!

■パピコはどうして「パピコ」なの?
江崎グリコの公式サイトによると、ネーミングの由来は「ぱ行の『ぱ』『ぴ』『ぷ』『ぺ』『ぽ』は、発音が歯切れも良く、明るいイメージがあるため」とのこと。

確かに、『ポッキー』や『プリッツ』もぱ行。シェアしたくなる楽しさがありますよね。

また、同社のヒット商品であるキャラメルの『グリコ』やビスケットの『ビスコ』に、文字数や語感を合わせたともいわれています。

「パピコ」はまさに売れるべくして付けられた、グリコ黄金の方程式によるネーミングだったんですね……!

■パピコは昔と今で味が違う!?
そんなパピコですが、実は昔と今で味が大きく変っていることはご存知でしょうか。

1974年の発売当初は、かき氷っぽいシャリっとした食感でした。

それが1998年に、時代のニーズに合わせてフローズンスムージーのような「なめらか食感」にリニューアル。売り上げが急成長したそうです。

さらに、2016年にはかつてのイメージを払拭するため、CMで「パピコはガリッとしていません」とアピールしました。

とはいえ、いまだに昔のイメージのままの人もいるかも。そんな方はぜひ、今のパピコを食べてみてください。おいしすぎてとぶゾ……!

■「記念パピコ」は実在した!
記念パピコとは、ブログのコメント欄や掲示板への「記念書き込み」を意味するインターネットスラング。一度は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

実はこの「記念パピコ」、実際の商品として存在したんです! といっても、スラングを面白がった江崎グリコ側が、2014年に商品化したもの。味は人気のチョココーヒー味でした。

イベント内での限定販売だったそうですが、実際に商品化してしまうとは、さすが遊び心のあるグリコですね。

パピコファンとしては、ぜひまた再販してほしい! それこそパピコの日を記念にした「記念パピコ」を販売したらいいのに……!

グリコさん、ぜひ来年はご検討お願いします!

暑い夏においしいなめらか食感、シャアするのも楽しいパピコ。ぜひこの機会に、パピってみてはいかがでしょうか。

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