安倍晋三元首相が演説中に銃撃を受けて殺害された事件について、警察庁は5日、これまでの検証状況と、報告を受けている国家公安委員会の議論をふまえた検証の要点を明らかにした。

 警察庁による検証では、安倍晋三元首相の銃撃事件の現場には、制服の警察官がまったく配置されていなかったことも明らかになった。制服の警察官がいれば安倍氏への攻撃の抑止につながった可能性もあり、警察庁は、奈良県警による警護警備の計画や態勢が不十分だったとみている。

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