中国外務省が5日、ペロシ米下院議長の台湾訪問を受けて、米中両国の軍の幹部同士の電話協議や気候変動分野での協議を行わないといった対抗措置を発表したことをめぐり、米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官は同日のオンライン会見で、「無責任だ」と批判した。

中国は5日、両軍の幹部同士の電話協議や国防省の事務レベル会議、気候変動分野の協議の中止や停止といった対抗措置を発表した。カービー氏は、気候変動への取り組みに及ぼす影響を挙げて、「中国は米国だけを罰しているのではない。世界全体を罰している」と批判した。

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