首相は国葬に対して「さまざまな意見があることは承知している」と述べた。
その上で、国葬を開く理由について「8年8カ月という憲政史上最長の(首相在任)任期、
民主主義の根幹たる選挙運動中の非業の死、これらは間違いなく他に例を見ないものだ」と説明した。

 首相は開催に当たり「特に海外からの評価」を考慮したと強調。海外での議会での追悼決議の採択や
公共施設などでのライトアップなどの例を挙げ「世界各国がさまざまな形で国を巻き込んで安倍元首相に弔意を示している」と指摘し、「わが国としても国の公式行事として開催し、
各国の代表をお招きする形式で葬儀を行うことが適切だ」と述べた。