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トカゲなどのエキゾチックアニマル「飼う前に知って」
https://www.sankei.com/article/20220806-A5KOVP6YXNK4RONYCDNYPZDGQE/
手のひらで、黄色が鮮やかなフトアゴヒゲトカゲが体を休めている。レンズで観察しているのは、田園調布動物病院(東京都大田区)の田向健一院長(49)。
犬、猫や家畜とは区別して呼ばれる「エキゾチックアニマル」の診療に長年携わってきた。爬虫(はちゅう)類以外にも幅広く、診察した生き物は200種以上。評判を聞きつけた飼い主が、遠方からも訪れる。

アリクイにナマケモノ…
診察室には、ベテランの田向さんが戸惑うような生き物も持ち込まれる。

あるとき、飼い主が持ち込んだケージに入っていたのは強大なかぎ爪を持つアリクイ。
恐る恐るケージから出すが、ケージの上に乗ってしまい、そのかぎ爪でガッチリと捕まって離れない。どうにか床に降ろし、診察することができた。

別のある日、やってきたのはナマケモノ。普段の動物の診察では、餌をどのくらい食べているか、動いているかなどを問診し、不調の原因を探るが、「ナマケモノは1日に葉っぱを3枚くらいしか食べないし、ほとんど動かない。普段の問診は通用しなかった」。

必ずしも全ての動物を治せるわけではない。「数グラムの小さなカエルなどは、血液検査もできないし、小さいので処置のしようがないこともある」。
それでも、「飼い主は、治せるか分からないから連れてくる。僕は、その動物を治せるかどうかは分かる。それが強みだと思う」と話す。

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