ビーチリゾートとして知られ、「中国のハワイ」とも呼ばれる中国南部の海南省三亜市が6日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるためのロックダウン(都市封鎖)に入った。中国メディアによると、約8万人の観光客が足止めされ、一部が空港に殺到するなどの混乱が起きている。

三亜市の発表では、1~6日に確認された新型コロナの感染者数は828人。公共交通機関の運行が止まり、航空便も次々にキャンセルされた。

外国の漁船と取引する漁師らから、感染が広がったとの見方が出ている。海南省は7日から、省内の約1千万人の住民を対象にPCR検査を実施するとしている。

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