安倍晋三元首相の銃撃事件後、広告主である企業がテレビCMを自粛したため、
民放各社で枠を埋めるACジャパンの公共CM放映数が一時、平時の50倍超に増加したことが8日、
CM総合研究所への取材で分かった。CM自粛が相次いだ東日本大震災以後で最多。

 専門家は「CMが視聴者に与える影響は絶大」とした上で「CMを自粛した企業はその意図を示すべきだ」と指摘する。

 CM総研によると、在京キー5局の公共CM放映回数は安倍氏銃撃事件前日の7月7日は9回だったが、当日の8日は241回に。
9日は472回、10日は462回と増加傾向となり、事件3日後の11日には509回に達した。

https://nordot.app/929171463381024768?c=110564226228225532