広島の「原爆の日」の式典で岸田総理大臣が「核なき世界」の実現を訴えたことに対し、中国政府
は「日本はアメリカの核の傘を享受している」と批判しました。

核兵器を巡る岸田総理の発言について、中国外務省は8日の会見で「日本はアメリカの核の傘を
享受し、アメリカが核兵器の先制使用を放棄することに反対している」と指摘しました。

そのうえで、「日本は原爆の被害だけを語り、侵略の歴史に対する深い反省が少しも見られない」
と主張しました。

一方で、中国は現在およそ350発の核兵器を保有しているとみられ、アメリカ国防総省は今後10年
間で少なくとも2倍に増加すると予測しています。

https://news.livedoor.com/article/detail/22643987/