話題の「カルガモ」、新たなシンボルに 栃木・足利市制100年

https://news.yahoo.co.jp/articles/df7a73c4a7211131ac8be83e43405fcc5be80815

市制100周年を迎えた栃木県足利市は、史跡足利学校のお堀での子育てが毎年話題になるカルガモを「市の鳥」にするなど新たな市のシンボルを発表した。花はフジ、木はイチョウ。9月1日に正式決定し、従来のツツジ、カエデはそれぞれ廃止される。  
市民に親しまれ、市の魅力を伝える新たな象徴を選ぶ100周年記念事業。4月16日から5月28日に公募し、3分野で計248件の応募があった。カルガモ、フジ、イチョウは、いずれも最多得票を獲得。足利学校のカルガモの他、観光植物園「あしかがフラワーパーク」の大藤、鑁阿(ばんな)寺の大イチョウも名所として市民に親しまれていることが選考理由になったという。  
名草の「石割り楓」にちなんだカエデ、足利公園の群落で知られるツツジはそれぞれ、1974年に市の木、市の花に選ばれていたが、役目を終える。同市はカルガモ、フジ、イチョウをそれぞれ図案化して活用するため、9~10月にデザインを公募し、年内に披露する。【太田穣】