(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、クリミア半島で始まったロシアの戦争は「クリミアで終わらねばならない」と述べ、同半島の解放が必要との認識を示した。
ゼレンスキー氏は夜の演説で「ウクライナ、そして全ての自由な欧州諸国に対する戦争はクリミアで始まった。そして、クリミアの解放とともに終わらねばならない」と述べた。
現時点ではそれがいつになるか予想できないとしつつも、ウクライナはクリミア解放に必要な要素を絶えず付け加えていると説明。「クリミアはウクライナのものであり、我々は決して諦めない」とした。
ゼレンスキー氏はまた、ロシアによるクリミア占領は欧州大陸全体や世界の安定にとっての「脅威」だとの見解も示した。
さらに、ウクライナ国民にとってのクリミア半島の歴史的重要性を改めて訴え、「我が国にはクリミアで民族の文化や願いが形成された人たちが住む。従って、クリミア半島の解放に取り組むとき、我々は領土の一体性を回復し、ウクライナの先住民の故郷を取り戻すために戦っているのだ」と述べた。
クリミア半島では9日、ロシアの軍用飛行場付近で複数の爆発が報告された。ウクライナ側から攻撃についての言及はない。ロシアによる侵攻開始後、ウクライナがクリミアを攻撃した例は確認されていない。

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