米国で一斉「中国スパイ狩り」 FRBも標的、工作員とつながる13人を特定 「対日諜報活動も高まる可能性」石平氏
https://www.zakzak.co.jp/article/20220808-4NSJJJI5IZIWRH3G2OGW73U3IY/

米国が「中国スパイ狩り」に本腰を入れている。中国の諜報活動は中央銀行
や連邦政府など政策中枢から、州・地方当局にまで侵食しており、米国の情
報当局や捜査当局の危機感も強い。バイデン大統領は中間選挙、習近平国
家主席は共産党大会などそれぞれの国内事情を抱え、米中は対立姿勢を強
めるばかりだ。

米共和党のロブ・ポートマン上院議員は7月26日、中国が米国の中央銀行に
当たる連邦準備制度理事会(FRB)の内部情報獲得のため、中国が広く工作
活動をしているとの報告書を公表した。中国の工作員とつながる13人を特定、
8地区の連銀関係者が含まれていたという。内部文書のダウンロードや、中
国政府関係者との接触などがあったとしている。