https://www.sankei.com/article/20201118-GN5DVMLYUBKHNHJOFPNI52I7MY/

 文部科学省は18日、令和3年度に全国の中学校で使用する教科書の発行者別冊数を公表した。今回は今夏に行われた4年に1度の教科書採択の結果を受けた数字となり、特徴としては公民で育鵬社が前年度比約9割減の4287冊(占有率0・4%)、歴史も約8割減の1万2533冊(同1・1%)と大幅に勢力を縮小した。

 公民はトップが東京書籍の70万879冊(同63・2%)で、教育出版13万8643冊(同12・5%)▽帝国書院13万5939冊(同12・3%)-。歴史も東京書籍が60万6365冊(同52・5%)で首位となり、帝国書院29万663冊(同25・2%)▽教育出版13万1657冊(同11・4%)-と続いた。