毎年8月16日に行われ、京都の夏の終わりに欠かせない伝統行事・五山送り火。

盆に帰ってきた祖先をあの世に送り返すための宗教行事で、
京都の市街地を囲む「大」「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の五つの山に
地元保存会の人びとの手によって火が灯されます。

いにしえより守り継がれてきた送り火ですが、ここ2年は新型コロナウイルスの影響により、かつてない危機に瀕しました。
感染拡大防止と伝統行事を守ること。2つを両立するため五山の保存会が悩み抜き灯された炎は、
私たち一般市民にも行事の意味を教えてくれる大切な火となりました。

おととし去年と、規模を縮小して実施されましたが、今年は3年ぶりにすべての火床で点火が行われます。
番組では今年も、保存会の方々の思いとともに伝統の炎を生中継でお送りします。

生中継!京都五山送り火2022
スペシャル
8月16日(火)よる7時03分~8時53分

https://www.bs11.jp/education/kyoto-gozan2022/