お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(57)が、14日に放送されたTBSラジオ
「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜後1・00)に出演。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題で持論を語った。

この時事問題に太田は「まあ本当に、これは複雑で難しいなと思う。宗教と政治、あるいは宗教の中でもカルトと一般の宗教と。
我々もなかなか今まで考える機会がなかったところで、どこをどう分ければいいのか、
自民党の人に限らず、我々もちょっと分かんないな…というね」と、複雑な問題であることを語った。

日本では政教分離の原則が大前提。だが、太田は「外国と日本の政教分離の違いでも、日本の場合と、
外国と比べようがないというか、考え方が違う」と指摘。
米国には多くのキリスト教徒がおり、米国大統領が宣誓する際に、聖書の上に手を置く歴史がある。
そのことに関しても「例えばドル紙幣の中に“我々は神を信じます”と書いてあったり、外国のものに照らして日本を考えることはできない。
ビデオメッセージでトランプさんがやったのは信じられないかもしれないけど、
向こうにしてみればキリスト教徒のトランプさんが、日本の霊感商法みないなことを、
とアメリカ人が意識しているかと言えば意識していないわけで」と文化の違いを言及した。

そのうえで「本当にこれ複雑に、根本から宗教とは何かを、歴史的なことも全部踏まえて考えないと。
なにか一概に白黒とは(言えない)。難しい問題だよね」と持論を語っていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2e3d633b5bb6af999979e276b806578d083369d