就職氷河期とは1993~2004年頃、社会的に就職難となった時期のことをいいます。
そのころ大学を卒業して就職活動時期に差し掛かった人たちは、現時点では40歳代以上になっています。

就職氷河期世代は、ロスジェネ世代(ロストジェネレーションの略)とも言われています。
今回は、ロスジェネ世代の抱える問題と貯蓄額の平均を紹介します

ロスジェネ世代(40歳代)の貯蓄額の平均を金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(令和3年)」でみてみることにしましょう。

もっとも多いのは「金融資産非保有」(27.6%)です。
そして、次に多いのは「100万円未満」(10.4%)です。
まったく貯蓄がないというのが金融資産非保有となり、40歳代の場合、約4人に1人の割合となっているのがわかります。

また、「100万円未満」(10.4%)、「100~200万円未満」(7.4%)も合わせると、貯蓄額200万円未満の世帯は45.4%となり、
ざっくりと40歳代の約半分を占めていることになります。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e3c85f0777de9b814a3697575a7d0104e1739841?page=2