7月の貿易収支12カ月連続の赤字 7月としては過去最大 資源高、円安で輸入額が過去最大に

先月の日本の貿易収支は、原油など資源価格の高騰や円安などの影響で、1兆4千億円を超える赤字となりました。赤字は12カ月連続です。

財務省が発表した7月の貿易統計によりますと、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は、1兆4368億円の赤字でした。去年8月以降12カ月連続の赤字で、7月としては過去最大の赤字額となりました。

原油や石炭など資源価格の高騰に加え、一時1ドル=130円台後半まで円安が加速した影響で、輸入額が過去最大となったことが要因です。輸出額も自動車などが伸びて過去最大となりましたが、輸入額を大きく下回っています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7309cfb427a18269014ecbc25ec72db2957a1c07