イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドの株価が過去9年間で最大の上げ幅となる12%も急上昇した。

 エースのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドの退団志願で大揺れの中、開幕戦にも完敗。
サポーターからもアブラム・グレイザー共同代表らクラブの実権を握る〝グレイザー一族〟への不満が高まっている。そんな中、
英国人実業家のマイケル・ナイトン氏(69)がマンUの買収に乗り出すと宣言したことがキッカケになったようだ。

 英紙「サン」によると「(マンUの)元ディレクター(取締役)だったナイトン氏がクラブの『敵対的』買収の計画を発表した後、
コストはなんと12%も跳ね上がった。10日には180万株が取引された」という。皮肉にもクラブ経営陣への反発が強まる中で、
株価(11日時点で12・29ドル)は値上がりした格好だ。

 その一方、マンUの買収には約5000億円もの資金が必要との見方も出ており、
経営陣もクラブ売却には同意しないとみられている。それでもナイトン氏は十分な資金面の準備があることを強調。
「私たちは現在、オファー文書に取り組んでいます」と買収への意欲を示しており、株価とともに今後の動向が注目されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/92dc945140bd1e7e296049c6626b717a70e024c2

マスク氏、マンチェスター・ユナイテッドを買収するとツイート
https://news.yahoo.co.jp/articles/9002c29bc73aa8ab387dd33a75ecd2fe3aa6757a