「強引に」渡された井上議員のパンフとティッシュ “世界統一家庭連合”の文字
続々と明るみになっている政治と旧統一教会の「接点」。こちらどこにでもあるウェットティッシュですが、番組では公示日前日、教会との関係が指摘されている井上議員のパンフレットとともに配られたとする証言を得ました。
次なる火種は、琵琶湖のほとり、滋賀です。
大津市在住・30代女性:「よろしくお願いします」
滋賀県大津市に住む女性。選挙公示前の6月21日に電車を降りたときの出来事を覚えていました。
大津市在住・30代女性:「電車に乗っていて、降りてきて子どもと一緒に歩いていたら、後ろから『ちょっとそこのお母さん』みたいな感じで声を掛けられて」
60代とみられる女性から、こんなものを渡されました。
大津市在住・30代女性:「配るというよりかは強引に押し付けるみたいな感じで、『これ自民党から今度出るから読んでみて』と言って渡された」
自民党・井上義行議員のパンフレットです。
井上議員といえば、今回の参院選で、自民党の全国比例候補として当選しました。
自民党・井上義行参院議員:「(安倍元総理の)遺志を引き継ぎ、しっかりと憲法改正したいと思う」
安倍元総理に近い人物で先月、「友好団体から支援を受けた」ことを認めています。
先月行われた、旧統一教会関連団体の集会に参加した井上議員。
この井上議員のパンフレットを渡されたうえに、ある2つのものを渡されました。
大津市在住・30代女性:「家に帰って見たら、ウェットティッシュの中にもう一つ、リーフレットみたいな小さいチラシ。大津家庭教会って書いてあって調べたら、旧統一教会の今の名前になっていた」
通りがかった60代とみられる女性に手渡された井上氏のパンフレット。教会のチラシとウェットティッシュとともにです。