8月17日、マツダスタジアムでおこなわれた中日−広島の試合は、延長11回で広島がサヨナラ勝ちを収めた。

 0‐0で迎えた延長11回裏、中日は2死二塁のピンチ。広島は代打に松山竜平を送り、中日は投手を藤嶋健人から根尾昴にスイッチする。

 ここで、テレビ中継で解説をしていた元広島の安仁屋宗八氏が疑問を口にする。

「申告敬遠しないんですかね」

 打席には左打者。中日には左投手の福敬登もいるが、右投げで投手に転向したばかりの根尾をマウンドに送った。しかも一塁が空いている。1点取られれば終わりの場面ーー誰もが「敬遠」を予想したが、中日はまさかの「勝負」。

 根尾が投じた初球、149キロのストレートを松山のバットがとらえると、打球はセンターの頭を越え、サヨナラ二塁打となった。

 これには解説の安仁屋氏も「立浪監督、なに考えとんですかね。僕的にはわかりません」と、苦言を呈さずにはいられなかった。当然、SNSでもこの “立浪采配” は大炎上。https://news.yahoo.co.jp/articles/9f2b8c8b37314ac9b88220698dc3a6e946b56be7