https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220816/1000083734.html

持続化給付金不正受給事件 国税局職員ら詐欺の疑いで再逮捕

東京国税局の職員ら17人が逮捕された「持続化給付金」の不正受給事件で、警視庁はすでに逮捕・起訴されているグループの指示役とみられる容疑者と東京国税局の職員について、ほかにも給付金をだまし取った疑いで再逮捕しました。

再逮捕されたのは、住所・職業不詳の松江大樹容疑者(31)と横浜市にある東京国税局鶴見税務署の職員、塚本晃平容疑者(24)です。
警視庁によりますと、2人はおととし、個人事業主を装い新型コロナウイルスの影響で事業収入が大幅に減ったといううその申請をして国の持続化給付金100万円をだまし取ったなどとして、詐欺の疑いが持たれています。
この事件ではグループの指示役とみられ事件後に中東のドバイに出国していた松江容疑者らあわせて17人が検挙されていて、塚本容疑者は確定申告の書類の偽造を担当していたとみられています。
2人はいずれもこれまでに持続化給付金を不正に受給したとして逮捕・起訴されています。
調べに対し、いずれも黙秘しているということです。
警視庁はグループが大学生を中心とする若者を勧誘してうその申請をさせ、これまでにあわせて2億円を不正に受給した疑いがあるとみて調べています。