【速報】加藤厚労相 旧統一教会“会費”支出認め「事務所の判断だ」 国会で“初”論戦


国会では19日、衆院の厚生労働委員会が開かれ、加藤勝信厚生労働相は、旧統一教会の関連会合の会費を支払っていた事実を認め、「事務所の判断だ」と強調した。

旧統一教会と政治家の関係が注目を集めてから、この問題での国会論戦は初めて。 加藤厚労相は、2014年3月と2016年3月、旧統一教会関連団体の「世界平和女性連合」の懇親会に、秘書がそれぞれ会費1万5千円を持参したと説明した。

秘書は会合に参加していないという。 また、2018年7月にも岡山市内で開かれた関連団体のイベントに祝電を送り、秘書が代理で出席したとしている。

立憲民主党の長妻昭・元厚労相が「統一教会の関連団体とわかっていたのか」とただしたのに対し、加藤厚労相は「事務所の判断で、どこまで旧統一教会との関係を意識していたのか定かではない」と述べた。

一方、立憲民主党の柚木道義衆院議員が、「第2次岸田内閣は、旧統一教会と何らかの接点が明らかになったのが、加藤大臣をはじめ、大臣・副大臣・政務官の政務三役の4割。旧統一教会政権ではないか」と追及した。
これに対し、加藤厚労相は、今後は「関係を一切持たない」と強調した。

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