日本経済は1990年代初頭のバブル崩壊以降、賃金や生産性が上がらないまま人口減少に直面。国内総生産(GDP)の伸びは、中国や米国などと比べ極端に低い。その要因として新浪氏は「分配が成長をむしばんでいる」と指摘。高齢化で社会保障費が増大する中、政治家が目先の選挙に勝つために投票率の高い高齢者向けの政策を続け、少子化対策や教育関連に予算を手厚く配分してこなかったことが成長を阻んでいるとみているようだ。

https://mainichi.jp/articles/20220809/k00/00m/010/020000c