倉持院長「咳止めなくなりました。解熱剤もあと7日持つか…過去になかった」で「緊急に輸入を!」と訴え

 新型コロナ患者の診療を続けながらテレビなどで医療現場の生の声を発信する宇都宮市インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長が19日までにツイッターを更新。「残念ながらメジコン(咳止め薬)がなくなりました」と報告し、「なかったから仕方ないではなく、なかったから平時とは違う方法で手を打ち解決するちからが今の日本には必要です。緊急に輸入を!」と訴えた。

 19日の新型コロナ患者数は全国で26万人を超え、過去最多を更新。倉持院長は「他の咳止めも2―3日分しかありません。解熱剤もお盆前半月分ぐらいあったがあと7日持つか、こんなことは過去になかった」と前代未聞の状況を書き込んだ。

 また、患者増などの影響でパンクしていた電子カルテのシステム復旧を報告。専門業者がすぐに対応してくれたといい、「即効対応ありがとうございます。安定したコロナの診療体制の維持には各業者さん、システム屋さんの協力が不可欠です。ありがとうございます!」と感謝していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5fcbd21a355f5293d972b16396c5bad52bf544c