なぜ、渋谷スクランブル交差点は外国人に人気?
https://tenki.jp/suppl/y_kogen/2019/06/02/29132.html

外国人観光客に大人気のスポット

自撮り棒で撮影する人が多数

近年、日本を訪れる外国人観光客が急増しています。そうした観光客の人々に高い人気を誇る観光スポットが、渋谷のスクランブル交差点です。
最近、渋谷を訪れたことがある人であれば必ず見かけていると思いますが、人々が行き交う交差点を撮影する外国人の姿です。

自撮り棒を伸ばして上から撮影したり、ビデオカメラをまわして動画を撮影する人、または交差点の周囲のビルの高層階のカフェなどから撮影する人もいます。

なぜ、私たち日本人が普通に通行している様子を撮影するのでしょうか?

実は、日本を訪れた外国人観光客のうち、なんと約4割が渋谷のスクランブル交差点を訪れるといわれています。これはかなりの確率ですね。

数字的に見ても、渋谷のスクランブル交差点を渡る人々は、1回の青信号が瞬く間になんと3000人におよぶといわれています。

もちろん時間帯によって数は変わりますが、3000人収容のイベントホールなどを連想すると、それがかなりの規模であることがわかります。

しかも、それだけの人が一斉に動いているわけですから、見慣れた日本人にとっては驚きの光景ではないにしろ、外国人にとってはアメイジング!ということになるのでしょう。

そして、1日に換算すると渋谷のスクランブル交差点を行き交う人の数は、30万〜50万人になるのだそう。

そんな巨大な交差点を誰に頼るでもなく、ぶつからず、交差点を渡り歩くことができるのは日本人ならではの「譲り合いの精神」に基づく「高等テクニック」らしいのです。