2022年8月19日 13時53分

産経新聞

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国内ゲーム市場に危機が忍び寄っている。

 円安でゲーム機の海外転売の勢いは収まる気配がなく、国内での普及を妨げ、ソフト販売も不振が表面化している。海外ではインフレでゲーム開発人材の賃金が高騰し、日本人開発者の流出懸念も高まる。ゲーム機・ソフト・開発人材それぞれの不足による?三重苦?が市場の衰退を招きかねない事態となっている。

「抽選販売応募は、『PS5本体当選分をご購入時にPS4本体をお売りいただける方限定』」

ゲーム機などを販売する「ゲオ」の店舗内で告知された、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の新型家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)5」の販売条件が話題となっている。運営元のゲオホールディングスは、22日以降のPS5の抽選販売で、旧型の「PS4」の買い取りを条件にすることを決めた。

ゲームショップなどは、転売対策としてあらかじめ外箱に「開封済みシール」をはりつけて販売する。会計後にその場で箱を開封するとともに、シールのはがれを防ぐ措置を行う。ただこれも決定打になっておらず、PSユーザー全体の底上げにはならないPS4と交換という苦肉の策を取らざるを得なくなっている。

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