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「コロナ肺炎」単独の死因はゼロ 愛知県内、第7波で
2022年8月17日 05時05分 (8月17日 09時05分更新)
 新型コロナウイルス感染の流行「第七波」で十五日までに公表された愛知県内の「コロナ死者」について、死因で第四波や第五波などでは顕著だった「コロナ肺炎」単独のケースは確認されていないことが、県への取材で分かった。
 六月二十日以降とする第七波での死者数は、十五日時点で二百三十五人。高齢だったり、持病がもともとあったりする感染者の多くが、老衰や持病の悪化などで命を落としているとみられる。
 県担当者によると、死因が複数ある場合や特定が難しいケースもあるという。
 現行では、感染者が死亡した場合、県は死因に関係なく「コロナ死者」として計上している。県は、国に対し、重症者や死亡者数の把握や公表などについて、定義や公表方法などを見直すように求めている。