ただ、これまでとはまた違った緊張感はあります。幼い子どもたちをお預かりする責任の重さは人一倍感じています。ずっと泣いている子、強いこだわりがある子、成長の過程もさまざまで。常に頭と身体をフル回転させて、子どもたちに寄り添うように心掛けています。もし、22歳の私が飛び込んだら、戸惑ったり、頑張りすぎて自滅してしまったりしていたかもしれませんが、色々な経験を積んだ今だからこそ、何があってもドーンと構えていられる。保護者の方たちや同僚の先生方とも、アナウンサー業で培った“話を聞く”という特技を使ってうまく接することができていると思います。人生において、無駄な経験も遠回りもないのだと確信しています」

 今が一番楽しいと、久保さんはこの日一番の笑顔で語ってくれた。

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