ソース
https://note.com/beatangel/n/n037e20cb8ef2

何故、弱者男性に救いはなく排外されるのか?
rei 2021年4月9日 14:51

結論から言えば弱者男性は存在自体が罪だからである。ここでは弱者男性の定義をザックリ、人間関係資本が乏しい…とりわけ性的魅力に乏しく、性的魅力に繋がるようなオーソリティ(所得や社会的地位)もない…男性と定義する。

フェミニズムでよく指摘される事であるが、女性には「男性に腕力では敵わない為、男性の傍にいるだけでレイプされる恐怖を感じてしまう」という性質がある。またラディカルフェミニストであるアンドレア・ドォーキンは「全てのセックスはレイプである」と看破した。セックスにおいては基本的に男性が女性をリードするような体位になる事が多く、またペニスを膣に挿れるというのは女性の心身に文字通り「侵入」するものであり、また男性と比べて女性には性行為において「妊娠」というリスクがある。換言すれば、男性は女性とセックスする為には「妊娠リスクを上回るメリット・デメリットを提示」し、「相手を組み伏せるような形で心身へ侵入」しなければならない。この構造を指してレイプというなら「全てのセックスはレイプである」は真実であると言わざるを得ないだろう。



(中略)



実証的な研究を幾つかあげると、

2009年にニュージャージー州において女子大学生128人が、架空の男性プロフィールを説明されオンラインデート上でメッセージのやり取りをしたところ、「オンラインハラスメント」に対する女性の耐性の最も強力な予測因子は、架空男性の魅力と社会的地位であったという。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19030980

勿論オンラインだけでなく現実空間においても、このような「女性が男性の言動にハラスメントを感じるか否かの最も強力な予測因子は男性の属性である」傾向は示唆されている。アメリカにおいて平均年齢28.11歳の女性1277人に対して「見知らぬ人からの望まない性的注意を受けた事があるか?」「見知らぬ人からキャットコールや凝視された経験はあるか?」とのアンケートに加え、それが起きた時の相手の肉体的魅力・人種・年齢、場所、時刻等の17のコンテキストを提示した。そのうえで女性がこうした経験を心的外傷を伴うハラスメントとするか、楽しい体験とするか判断する主な要因は「肉体的魅力」「年齢」「人種」である事が判明した。
https://www.researchgate.net/publication/225564287_Context_Effects_on_Women's_Perceptions_of_Stranger_Harassment

また別の研究では女性は医学生やロックスター等の職業的地位の高い男性による嫌がらせを想像したときの動揺が最も少なく、清掃員や建設労働者等といった職業的地位の低い男性による嫌がらせを想像した時に最も動揺する事が示唆されている。(David Buss & Jennifer Semmelroth 1994)

これらの研究をまとめて換言すれば「弱者男性は存在自体がハラスメントである」ということになるだろう。要するに女性(の主観的感覚)を尊重すればするほど弱者男性は排外するしかなくなるのだ。繰り返して言うが「何が性愛目的のアプローチにあたるか?セクハラにあたるか?」を客観的に認識するのは困難である。そして現代社会においては良い悪いは別にして、主観で「性的眼差しを向けられてる」「キモいアプローチを受けた」と思われれば、それは性加害ということになってしまう。このまま行くと弱者男性は女性に近付くこと自体が罪になるし、もうなってるような気が…。

そして弱者男性論が揉め易いのも「女性の尊重と弱者男性の救済は両立出来ないどころか衝突する」からに他ならない。