サンゴを栽培しネットで販売したタイ人男を逮捕

 タイ警察中央調査局(ตำรวจสอบสวนกลาง、Central Investigation Bureau:CIB)は2022年8月17日、
フェイスブックを通じてサンゴをネット販売したタイ人男をバンコクで逮捕し、男の自宅から300以上のサンゴを押収しました。

 タイ人の男は警察の取り調べに対し、フェイスブックでサンゴを購入し、販売に最適なサイズになるまで自宅で飼育し、
サンゴの大きさに応じて100バーツから1,000バーツの価格でフェイスブックで販売したと供述しています。

 警察と海洋・沿岸資源局の職員は、イシサンゴ216個、ソフトコーラル7個、イソギンチャク9個、
死サンゴ95個を含む327個のサンゴを押収しています。

 タイの法律では、保護されている動物やその死骸を所有する者は、
5年以下の禁錮か50万バーツ以下の罰金、またはその両方を科されることになります。
また、販売目的で保護されている動物やその死骸を所有した者は、10年以下の禁錮か100万バーツ以下の罰金、
またはその両方が科せられます。

https://www.thaich.net/news/20220820de.htm