高校野球 きょう決勝 仙台育英 下関国際 ともに初優勝目指す

夏の全国高校野球は、22日、決勝が行われ、ともに初優勝を目指す宮城の仙台育英高校と山口の下関国際高校が対戦します。
8月6日に甲子園球場で開幕した夏の全国高校野球は、悪天候による日程の変更や新型コロナウイルスの影響で出場を辞退する学校もなく予定どおり試合が行われ、ともに初優勝を目指す仙台育英と下関国際が決勝に勝ち上がってきました。
このうち仙台育英は、1989年と2015年の2回、決勝に臨みましたが、いずれも敗れて準優勝でした。
3回目の挑戦となる今回勝てば、東北勢としても104回を数える大会の歴史で初めての優勝となります。
5人が140キロを超えるストレートを投げる盤石の投手陣に加え、小技や機動力を絡めたそつのない攻撃が強みです。
一方、下関国際は3回目の出場で初めて決勝に挑みます。
勝てば、山口県勢として64年ぶりの優勝となります。
対戦相手の好投手に球数を投げさせるなどチームで決めた戦術を徹底する戦いぶりが光り、準々決勝でセンバツ優勝の大阪桐蔭高校、準優勝でセンバツ準優勝の滋賀の近江高校に勝ってきました。
決勝は、22日午後2時に開始予定で、NHKではテレビとラジオで中継します。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220822/k10013781671000.html