49歳以下の若い世代では不支持が支持を上回っている傾向が続いていました。参院選期間中は特に不支持率が上昇する一方で支持率は低調のままという状態が続きましたが、安倍元首相銃撃事件のあった8日から支持率が急上昇し、投開票日から2週間程度は支持が不支持を上回っている状態が続きました。その後は不支持率が再度伸び、支持率が低下しています。ただ、安倍元首相銃撃事件直後の最も支持率の高かった時期(47.1%)から現在(35.0%)までの落差は12.1ptと、大手メディアで報じられている全体の落差ほどではありません。

 では50歳以上はどうでしょうか。今年4月以降、支持が不支持を上回っている状態が参院選後まで続いていました。特に安倍晋三元首相銃撃事件の直後は支持率が急上昇し、59.3%と今年度最高値を記録しています。一方、その後の落差は極めて大きく、最も支持率の高かった時期(59.3%)から現在(40.2%)までの落差は19.1ptと、49歳以下と比べても7ptほど大きいのが特徴です。

https://news.yahoo.co.jp/byline/oohamazakitakuma/20220822-00311358