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2018年07月23日 06時00分アニメ
「セーラームーン」にはアニメと実写が混在する幻の「アメリカン・セーラームーン」が存在する
https://gigazine.net/news/20180723-american-sailor-moon/
(前略)
ワード氏がTeam Angelの制作に着手したのは、1995年にアメリカで放映が始まった第1弾のセーラームーンが失敗に終わったことを受けてのこと。
当時はまだどこかに「アニメ=安っぽい」という認識が存在していたのが失敗の理由とされていますが、ワード氏は実写版に変更することで「女の子版パワーレンジャー」としてセーラームーンを売り込む方針を掲げていたとのこと。
しかしその後、1998年に大手の「カートゥーンネットワーク」がアニメ放映権を買い取って放映したところ、大ヒットとなって実写版(とハイブリッド版)のセーラームーンはお蔵入りになってしまったそうです。

ワード氏はその後、アニメの世界から完全に離れており、アメリカ国内でセーラームーンのファンコミュニティが存在していることも知らなかったとのこと。
Kotakuの記者に「マーケットが存在していることを知っていたのに、アニメ版が大成功したことを知るのは辛いことか」と訪ねられたワード氏は「とても辛いことだね」と答えたそうです。