――芸人時代の思い出はありますか。
◆礼儀に関しては、警察学校よりも厳しかったかもしれない。「かばんを下ろして目を見てあいさつすること!」「時間の10分前には集合すること!」と徹底的に鍛え込まれた。
先輩も怖かったが、1期上の「EXIT」の兼近大樹さんはいつもニコニコしていて、とっても優しかった。
――なぜ芸人から転職しようと思ったのですか。
◆芸人として5年以上頑張ったが、日本一の若手漫才を決める「M―1グランプリ」で5年連続1回戦敗退という厳しい現実を突きつけられた。
養成所には500人の同期がいて、芽が出たのは現在2、3人。芸人として鳴かず飛ばずの日々を過ごしていた3年前、当時交際していた今の妻の一言をきっかけに、新しい道を進むことを決めた。
――なぜ神奈川県警を目指したのですか。
◆一番の理由は「直接、人のためになりたい」と思ったから。川崎市で生まれ育ち、父が警視庁で警察官をしていたこともあった。
35歳まで受験が可能だったため、芸人をやめて2020年9月に採用試験を受けた。
https://news-pctr.c.yimg.jp/uUzvQ3lML_bkIqyakc1vFhNrRI0RUQxg5aFkrX0xDg1_T0wXrbEJjtNGtrf1o9y3-UhesYM7xnNuwvRaTrU2KH61bREzQ4t96AgLi5Zz3SqU9u9MeVZSVhAVgECTK80MWBOS3rwWQKqB_4rUbGGTVh6RZ3BWF8RJNUcqiTbsY2T2ZNE8jxcO4_F65HTcveuH=.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2cc509252ca4452b6136d7c8912150bb8a2e39d