上岡龍太郎は昔「探偵ナイトスクープ」の収録中激怒して退場していた

上岡さんは、
「あんなん(除霊師・霊媒師)をね、テレビに出すことによって彼らはね、『市民権を得た』とか『認知された』というような勘違いするでしょう。
だからね、あのー、途中まで君(小枝)が遊んでる分にはいいですよ、きん枝君が出てくるまではね。何の実証もされてないわけでしょ?」

「(このVTRで)何の実証もされてないわけでしょ?これをつくったディレクターは何を結論づけようとしているわけですか?」

「『やっぱりお化けはいてる』という風にしたいわけですか?」
と、食って掛かったのです。

そこで、小枝さんが、
「いや、そんなん、どうでもええと思うんですけど。面白かったらええというやつだと思うんですけど」
と、ピリピリとした空気になりつつあった場を収めようと、おちゃらけた感じで言うのですが、
かえって、火に油を注ぐこととなり、上岡さんは、

「いや、だから、テレビのそれが一番僕はいかん!面白かったらいいわけやなくて、
面白くてもそれによって何らかの影響力を与えると言う事を常々考えとかないかんわけですよ!」
と、さっきよりもヒートアップしたというのです。

この状況に、プロデューサーの松本さんが慌てて出ていき、場を取り繕おうとしたそうですが、
上岡さんは、

「ものすごい危険なテレビですよ、これは」

と、公開収録中に、説教を始め、ついには、

「こんなこと許せません、絶対に許せません! それやったらはっきり、幽霊がいることを実証してください、除霊師の部分も!
(幽霊が)いるかいないか分からんまま、終わらさんといてください! (幽霊が)いないと断定して終わるのが、テレビです!!」
と、激怒し、番組収録中にもかかわらず、退場し帰ってしまったというのです。
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