「ウクライナの友人から遺産3億円、手数料が必要」と60代男性が相談…不審に思った銀行員
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e60136fe1bebc66879104f9213f0476202f895f

 特殊詐欺被害を防いだとして、和歌山県警海南署は、同県海南市の紀陽銀行海南東支店の業務課長(55)と社員の女性(25)に感謝状を贈った。

 同署によると、7月26日午前10時半頃、60歳代の男性が、キャッシュカードを使った振り込みの方法について相談に訪れた。女性が事情を聞くと、「フェイスブックで知り合った人から『ウクライナの友人が遺産の3億3000万円を振り込むが、自分は受け取れないので代わりに受け取ってほしい。ただし、手数料を振り込んで』と言われた」と説明した。不審に思った女性が課長に報告。課長は詐欺と判断、110番した。

 同署で8日、感謝状の贈呈式が行われた。課長は「未然に防ぐことができて、よかった」と話した。