中国雑貨店メイソウ、「日本風」を謝罪 強まる反日機運
2022年8月20日 11:39

中国の雑貨店大手、名創優品(メイソウ)が20日までに日本風の店づくりについて、
SNS(交流サイト)上で謝罪声明を出す事態に追い込まれた。
7月下旬にスペインの店舗でチャイナドレスを着た人形を「日本の芸者」と紹介したことを発端に批判が噴出した。中国では台湾問題などを背景に反日機運が高まっており、日本関連の商品や文化への風当たりも強まっている。

メイソウは2013年設立で、英語の「MINISO」やカタカナの「メイソウ」のブランド名で雑貨店を展開してきた。
店舗数は中国を中心に世界の約100カ国で5千店を超える。
同社については以前から、ロゴなどが「ユニクロ」や「無印良品」、「ダイソー」などの模倣だという批判が出ていた。

メイソウは謝罪声明で、海外展開を本格化した15~18年に
「日本のデザイナーのブランド」と宣伝していたことが「誤った行為だった」と説明。
中国の店舗では3月までにロゴを中国語に改めるなどの見直しを終えたほか、
海外の店舗でも23年3月末までに店内のデザインや商品の表記を見直すとしている。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM2009D0Q2A820C2000000/

メイソウ
https://i.imgur.com/BTRq8zF.jpg