深まるアフリカの食料不足 侵攻で肥料価格急騰

東アフリカのケニア西部ブンゴマでトウモロコシを栽培する農家のエバンス・ルバガさんは、肥料価格の急騰で大打撃を受けている。

「以前、肥料などの農業資材は手の届く値段だった。だが、ウクライナ戦争が始まって、肥料は2倍に値上がりした」という。

例年は8エーカー(約3万2300平方メートル)の畑を耕作しているが、今期はコスト高のため、作付面積を半分に減らした。「農家にそんな余裕はない。(肥料高で)トウモ...

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB232LF0T20C22A8000000/