安倍晋三・元首相が奈良市で街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で、警察庁の中村格(いたる)長官(59)は25日、辞任を表明した。警察庁は同日、現場の不手際と計画段階の不備が重なったとする警護の検証結果を公表した。中村長官は事実上の引責辞任となる。 中村長官はこの日の記者会見で「人心を一新し、新たな体制で警護に臨むのは当然のことだ」と述べ、辞意を明らかにした。個別事件の対応を巡って警察庁長官が辞任するのは異例だ。26日の閣議で辞任が承認される見通し。奈良県警の鬼塚友章本部長(50)も25日に辞意を表明した。
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