アフガニスタンから去年8月以降、日本に避難してきた人などについて、葉梨法務大臣は記者会見で、7月に133人を難民として認定したことを明らかにしました。
出入国在留管理庁によりますと、イスラム主義勢力タリバンが権力を掌握したアフガニスタンから、去年8月以降に、日本に避難してきた人は、これまでに2820人いるということです。
葉梨法務大臣は記者会見で、避難してきた人などのうち、7月に133人を難民として認定したことを明らかにしました。
葉梨大臣は「最新の情勢を踏まえると、申請がなされた場合は、難民条約の定義に基づいて、適切に認定していかなければならない」と述べました。
認定された人のうち20人近くは、首都カブールの日本大使館で働いていた現地スタッフやその家族らということで、残る100人余りについて、葉梨大臣は「個別の事案は答えられないが、われわれとして迫害を受けるおそれがあると判断して認定した」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220826/k100788801000.html